BESSのログハウスで丁寧な暮らしを/LOGWAY BESS 多摩

『建物を比較検討する「展示の場」ではなく、
人を主役に、暮らしを思い描く「体験の場」でありたい。』

昭島駅を降り、2015年にオープンしたモリパークアウトドアビレッジを抜けると、アメリカンカントリー調の大きな風車が目にとまる。風車を目印に歩みを進めると、たどり着くのがLOGWAY BESS多摩だ。BESSは全国に44の拠点があるが、代官山、藤沢に続き、直営としては3拠点目となる。

ここでは、薪割りやBBQ、DIYや野良仕事などBESSの家での暮らしをリアルに体験することができる。自分の未来の暮らしを楽しみながらイメージする大人たち、木登りに追いかけっこと、自由に遊びまわる子どもたちの姿は毎週末の恒例となっている。

以前よりBESSの展示場では、「ホームナビゲーター」と呼ばれるスタッフから各シリーズの説明を受けたり、薪割りなどのレクチャーを受けたりすることができたが、この春からは新しく「LOGWAYコーチャー」と呼ばれるスタッフからも情報を聞くことができ、BESSの家での暮らしを体験できるようになる。

社員ではなく、BESSのユーザー。
購入から暮らしまで経験すべてを聞ける存在。

実は「LOGWAYコーチャー」は社員ではなく、BESSから送られてきたある一通の手紙を見て手を挙げたBESSのユーザーである。万年筆で書かれた手紙には、美辞麗句ではなく、ＢＥＳＳが考えるありのままの思いがつづられていたものだった。報酬は一切なし。それにもかかわらず、既に200組ものユーザーが登録している。

BESSユーザーはクリエイティブ気質な人が多く、誰かに発信したいという思いが強いのだという。ある人はSNSで「BESS」とハッシュタグをつけてその暮らしぶりを発信したり、またある人は「BESS deつながろう通信」という紙媒体を発行してユーザー仲間に送ったり。でもこれらは主にユーザー同士の内輪なネットワークであり、興味のある人はそれを外から垣間見ているという状況であった。それを今後は公に見聞きし、体験することができるのだ。

愛称のある家？
家を擬人化し、来場者とのマッチ度をアップ。

緑いっぱいの敷地内には、手前から濃紺塗装のWONDER DEVICE、大きな三角屋根のG-LOG、モスグリーンの外装・中折れ屋根のカントリーログ、窓の配置が特徴的なWONDER VOIDといった 4つの住宅と、2タイプの小屋が立ち並ぶ。これらにこの春、今までの名称を苗字とし、さらに愛称がつくこととなった。

たとえば住人イメージは、独立独歩。趣味の道具という定義を持つカントリーログにつけられた愛称は「不常識人」だ。この春リニューアルしたこのモデルは、自動車メーカーHONDAの本田宗一郎氏の「不常識を不真面目にやれ」という言葉が由来になっているという。常識なんかつまらない、自分は自分、「捉われずにこだわろう」というメッセージが込められている。

ほかにも樋口一葉の本名奈津からつけられた「G-LOGなつ」や、宇宙人が住んでいるイメージからつけられた「BESS DOME エイリアンズ」などユーモラスな愛称がつけられた。

この春、愛称がつけられたのは計5シリーズ。LOGWAY BESS多摩にはそのうちの３シリーズが並ぶ。自分にとって親近感を持てる愛称から、気になる家を探してみるのも面白いかもしれない。

この春から大きく変わったBESS。LOGWAYへの名称変更とコーチャー制度は今後LOGWAY BESS多摩を皮切りに、全国に広がっていく予定だ。ぜひともLOGWAY BESS多摩、またはお近くのBESSで夢の暮らしを体験してみてほしい。

LOGWAY BESS 多摩