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たまごさんの宿題レポート

テーマ:
30分で作れる季節ものスイーツ

たまごさんの宿題レポート

森崎さんからレシピの作り方のレクチャーを受けた降矢絵莉子さんと山崎ぼぶさん。森崎さんからの宿題は“30分で作れるクリスマススイーツ”。材料の使い切りや分かりやすい調理方法、作業の書き方など、教わった内容を生かしてレシピ作りに挑戦しました! たまごさん2人の奮闘を森崎さんからのフィードバックと合わせて紹介します!

降矢さんのクリスマススイーツ

ココア風味のいちごケーキ

お菓子作りは好きですが、いざレシピ作成となると、とても時間がかかりました。どうすれば時間内にできるか、作りやすくできるかなどを考えながら試行錯誤。テーマや制限がある中でのレシピを考えることの大変さを実感しました。レシピを考えている料理家さんのすごさをあらためて感じることができました。

(降矢絵莉子)

Recipe

ココア風味のいちごケーキ

※たまごさんのレシピをそのまま掲載しているため、見た目通りに作れない場合があります。

【 材料 】
<スポンジ生地>
卵…2個
砂糖(上白糖)…60g
牛乳…小さじ2
薄力粉…45g
ココアパウダー…15g
食塩不使用バター…10g
<シロップ>
水…40g
砂糖(グラニュー糖)…20g
ラム酒…小さじ1
<クリーム>
生クリーム…200g
砂糖(グラニュー糖)…20g
マスカルポーネチーズ…100g
<トッピング>
いちご…1パック
ブルーベリー…適量
ミントの葉…適量(あれば)
【 作り方 】

<スポンジ生地>

  • 1

    ボウルに卵を入れざっとほぐす。砂糖を加えてハンドミキサーの低速で軽く混ぜる。

  • 2

    ①を湯せんにかけ、ハンドミキサーの高速で泡立てる。生地が人肌程度に温まったら湯せんを外し、白っぽくもったりとするまで泡立てる。もったりとしたら低速に切り替え、1~2分混ぜてきめを整える。

  • 3

    ②に牛乳を入れて、よく混ぜる。

  • 4

    薄力粉とココアパウダーを合わせたものを再度ふるいいれ、ヘラでつやが出るまで切り混ぜる。

  • 5

    ヘラをつたわせてバターを全体に加え、さらに混ぜる。

  • 6

    オーブンシートを敷いた型に生地を一気に流しいれる。型を20cmくらいの高さから1回落として空気を抜き、170度に予熱しておいたオーブンで25分ほど焼く。

  • 7

    焼き上がったら型を20cmくらいの高さから1回落とす。型から外してケーキクーラーに逆さに乗せ、オーブンシートをしたまま冷ます。冷めたらオーブンシートを外し3枚にスライスする。

<デコレーション>

●下準備

  • ・いちごを上に飾る分を除いて5mm幅にスライスし、水気を取る。
  • ・シロップの水と砂糖を合わせてレンジ(600w)に40秒ほどかけ、砂糖を溶かす。粗熱が取れたらラム酒を加える。
  • ・マスカルポーネチーズをボウルに入れ、泡だて器で軟らかくなるまで混ぜておく。
  • 1

    ボウルに生クリーム、砂糖を入れ、7分立てにする(A)。1/3を取り分け、マスカルポーネチーズと合わせてよく混ぜる(B)。A、Bそれぞれクリームを少しだけ残して、丸口金をつけた絞り出し袋に入れる。

  • 2

    スポンジの1枚にシロップを塗る。Aのクリームを縁に花びら状に1周絞り出す。中心は渦巻き状に絞り出す。スライスしたいちごの半量を並べる。中心にクリームを薄く塗る。

  • 3

    スポンジを重ね、手で軽く押さえる。シロップを塗ってBのクリームを使って②を繰り返す。

  • 4

    3枚目のスポンジを重ね手で軽く押さえ、シロップを塗る。上面にAのクリームを薄く塗り、②と同様に花びら状に1周絞り出す。中心にもクリームを絞る。

  • 5

    いちご、ブルーベリー、ミントをのせて完成。

森崎さんからの
フィードバック

レシピの特徴を研究してみよう!

※写真は、たまごさんのレシピを森崎さんが再現したもの

華やかで可愛いデコレーションケーキが出てきて驚きました。お菓子作りが好きというのがよく伝わる作品でした。<スポンジ生地>の作り方③で先に牛乳を加えて混ぜているのですが、卵の泡を消す回数を少なくした方が良いので、⑤で溶かしバターと一緒に加えても良いかと思います。同じスポンジケーキのレシピでも、レシピによって工程から混ぜ方や道具まで違います。さまざまなレシピを見て、このレシピはなぜここでこれをするのかな? と考えながら作ってみるのもおもしろいと思います。

山崎さんのクリスマススイーツ

クリスマスパウンドケーキ

こんなにもお菓子作りと向き合ったことはありませんでした。ちょっとした事で膨らまなかったり苦戦もしましたが、しっかり形になっていくケーキは自信にも繋がりました。今回は、クリスマスを演出するためにドレンチェリーを使用しました。赤と緑が鮮やかで切るたびに赤が出たり、緑が出たり、表情を変えてくれます。ラムレーズンがアクセントになり濃いめのコーヒーとよく合うケーキです。お菓子作りまだまだ奥が深そうです。

(山崎ぼぶ)

Recipe

クリスマスパウンドケーキ

※たまごさんのレシピをそのまま掲載しているため、見た目通りに作れない場合があります。

【 材料 】
無塩バター(常温に戻したもの)…120g
粉砂糖…120g
卵…2個
ベーキングパウダー…2.5g
薄力粉…120g
レーズン…25g
ホワイトラム…小さじ1
ドレンチェリー(赤・緑)…各10個
粉砂糖…40g
水…大さじ1
【 作り方 】

●下準備

  • ・パウンドケーキ型にシートを敷いておく
    (パウンドケーキ型がない場合は、紙コップ小に2/3程入れて焼いてもOK)
  • 1

    レーズンにラム酒をまぶし、ラムレーズンを作る。

  • 2

    ボウルにバターを入れ、泡立て器でクリーム状になるまで混ぜる。

  • 3

    粉砂糖をふるい入れ、ひとまとまりになるまですり混ぜる。別のボウルに卵をよく溶きほぐし、分離しやすいので慎重に少しずつ②に加える。

  • 4

    全体がなめらかになったら、薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、①のレーズンとドレンチェリーも加えてさっくり混ぜ、粉っぽさがなくなったら、さらにつやが出るまで混ぜる。

  • 5

    パウンド型に流し入れ、160℃に予熱したオーブンで1時間ほど焼く。

  • 6

    焼きあがったら型から外し、粗熱を取る。粗熱が取れたら、粉砂糖と水を合わせアイシングを上からかける。

森崎さんからの
フィードバック

レシピの特徴を研究してみよう!

※写真は、たまごさんのレシピを森崎さんが再現したもの

ドレンチェリーの緑が入手できず赤だけで作りました。すみません。ラムレーズンがこのケーキの決め手になるのであれば、レーズンを湯通ししてホワイトラムに10分以上漬け込むなどを下準備に入れ、しっかりなじませるともっとラムレーズンを感じられると思いました。レーズンの量を思い切ってもっと増やしても良いかもしれないですね。お菓子は料理以上に科学的です。ぼぶさんは一つのことを突き詰めていくのが好きそうなので、お菓子の「なぜ?」が分かる本を読んでみるのもおすすめです。