2018/08/28
 
  
                トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ。
 初めて食べた時、なんてオシャレな食べ物なんだろうと思った。
 赤と白のコントラストがまさに外国! って感じがして憧れた。
 洋食って名前からいちいちおしゃれだからなんだかむかつく。
 「カプレーゼ」を知ってからは、お客さんを家に招くときによく作る定番おうちパーティーメニューとなっている。見た目も華やかで、前菜にちょうどいいから大好きだ。
 先日、引っ越しをした友達が夏休みに家に遊びに来ることになり、
 カプレーゼ以外の華やかな前菜メニューを考えているときに思いついたのが、
 「トマトとモッツァレラチーズのカルパッチョ風」。
 ミニトマトとタコをスライスして、モッツァレラチーズをちぎり、粒マスタードにお気に入りのゆずポン酢を混ぜたドレッシングをかけて、お気に入りの器に盛りつける。
 カプレーゼからインスピレーションをもらったこのメニューは、
 2年という離れていた時間を忘れさせるくらい、胃袋は満たされ、会話に花が咲いて、お酒も進んだ。カプレーゼって「外国!」って感じがしていたけれど、考えてみたら赤と白で日本っぽい。「みなみのごはんって日本らしくてほっこりするね」そう言ってくれた彼女の言葉が最高の肴となった。
スタイリング:木村遥
暮らし上手のたまごさん福田みなみ
料理家さんのアシスタント、飲食店で働きながら日々勉強中。美味しいごはんを食べることが一番の楽しみ。



