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「わたしの胃袋ごはん」vol.26 暮らし上手のたまごさん 山崎ぼぶ

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2018/07/17

「わたしの胃袋ごはん」vol.26 暮らし上手のたまごさん 山崎ぼぶ

最近、家の近所に新しいスーパーができました。

オープン初日、自転車に乗って汗だくになりながら向かって、10時の開店と同時にキンキンに冷えた店内に。すーっと汗が引いて、寒いくらい。1日店内にいる店員さんは大丈夫なのだろうかと心配になります。目の前には、特売のレタスが並んでいて、思わず手に取り、カゴに入れたのですが、そんな時、隣にいたおばあちゃんが私に向かって「何人家族?子供は野菜食べる?レタスはなかなか食べにくいわよね」って。「そうですねー」なんて返事にならない返事で笑って答えたんですが、母に見えたのかしら。まあ、そんなことより、私の脳内は今日のランチはどうしようでいっぱい。キンキンに冷えた店内、レタス。そうだ、キンキンに冷やした冷しゃぶサラダランチにしよう! 

そう決めて、材料を買い、暑い日差しの中また汗だくになり ながら家に帰宅。

早速、豚肉に片栗粉をまぶして、熱湯に入れ、氷水にとり、冷蔵庫へ。その間に、レタス、サラダセロリ、ミント、スライスした玉ねぎを氷水でサッと冷やして水気をとったら皿に盛る。すりおろしたニンニク、ショウガ、玉ねぎとごま油、レモンを混ぜ合わせたタレがこれまた相性抜群◎ 仕上げにくるみを砕いて散らせば、「ぷるぷる冷しゃぶサラダ」のできあがりです。おばあちゃん、私の子供はきっとレタスが好きになってくれると思います。多分まだ先の話なんだけど。

スタイリング:木村遥

山崎ぼぶ

料理家山崎ぼぶ

料理家のアシスタントについたのち、出版社の編集部に所属。雑誌、WEB、メルマガ等を担当し、料理と編集の両方に携わる。季節の食材を使った色鮮やかなレシピを得意とする。現在、ファッション通販サイト「haco!」にて料理とファッションの連載中。

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