FOOD & RECIPE

【003】今年のお正月は手作りのお菓子で楽しもう

2015/01/05

【003】今年のお正月は手作りのお菓子で楽しもう

新年、明けましておめでとうございます。
また新しい年がやってまいりました。昔から年の初めは、一年を健康に暮らす力を溜める時期とされ、仕事も家事も休みゆっくりと過ごす風習があります。
お正月は、普段はなかなか会えない親戚が集まり、特別な時間を過ごす人も多いはず。
家族で初詣に行ったり、福笑いや凧揚げなどお正月の伝統的な遊びをするのもお正月の楽しみの一つですよね。
新年の集まりに、おみくじ入りのカップケーキがあれば、大人も子供も盛り上がること間違いなしです。
お正月の伝統行事を手作りのお菓子で楽しんでみませんか?

手作りお菓子でするお正月の遊び

いつも通り過ごすお正月も素敵ですが、今年は少し工夫して、新年気分が味わえる手作りお菓子でお正月をもっと楽しんでみませんか。

手軽にできる2つの楽しみ方

基本のお菓子はクッキーとカップケーキ。あとは小物に工夫するだけです。
美味しいお菓子でワクワクするお正月を演出しましょう。

 

1、笑う角には福来る

自作のイラストシートと顔のパーツのクッキーで作る福笑い。家族の似顔絵をイラストにしたり、カスタマイズも楽しめる。思わずクスっとなるような福笑クッキーに挑戦してみましょう。

クッキー×福笑い

[ 材料 ]
【クッキー】
バター…40g
砂糖(今回はきび砂糖を使用)…40g
卵…15g(1/4個)
薄力粉…100g
ジンジャーパウダー…少々
カルダモンパウダー…少々

【イラストシート】
紙…お好みのサイズ
ペン…お好みの色

[ 作り方 ]
1、ボウルに室温に戻しておいたバターを入れ、泡立て器でクリーム状にすり混ぜる。きび砂糖を加えてすり混ぜ、溶きほぐした全卵も加えてすり混ぜる。
2、1.に粉類をふるいながら一度に加え、ゴムべらでざっくりと混ぜ合わせる。手でひとまとめにしてラップで包み、冷蔵庫で1時間以上休ませる。
3、2.の生地をめん棒で5mmくらいの厚さにのばし、再度冷蔵庫(もしくは冷凍庫)で冷やす。
4、イラストに合った大きさや好みの形に型抜きし、170℃に温めておいたオーブンで15分焼く。

 

2、新年の集まりで運試し

盛り上がること必須のおみくじカップケーキ。おみくじは印刷しても、手書きで作っても◎ 今年は、我が家流のおみくじで親戚をおもてなししましょう。

カップケーキ×おみくじ

生地に刺して焼く。焼き上がりの姿も可愛らしい。

ケーキを割ると。おみくじが顔を出します。

ゆっくり広げて運勢を確認……!

カップケーキ×おみくじ

[ 材料 ] 直径5cmのカップケーキ型6個分
バター…60g
グラニュー糖…75g
全卵…1個
薄力粉…140g
ベーキングパウダー…小さじ1
牛乳…55g

[ 作り方 ]
1、ボウルに室温に戻しておいたバターを入れ、ハンドミキサーでクリーム状に混ぜる。グラニュー糖を加え、ハンドミキサーで白っぽくふんわりとするまで混ぜ合わせる。
2、溶きほぐした全卵を3回に分けて加え、そのつどよく混ぜ合わせる。
3、合わせてふるった粉類の1/3量を加え、ボウルの底から生地をすくいあげるようにゴムべらでさっと混ぜ合わせる
4、3に牛乳の半量を加え、同じように混ぜ合わせる。さらに粉類の1/3、牛乳の半量、粉類の1/3と加え、最後はしっかりと混ぜ合わせる。
5、お手製のおみくじをくるくると巻き、アイシングを糊代わりにしてとめる。型におみくじを入れてから生地を流し入れ、180℃に温めておいたオーブンで25分焼く。
6、お好みでアイシングで模様をつける。

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発売中の『暮らし上手の賢いキッチン』では、可愛い羊の絵馬クッキーの作り方をご紹介。今年のお正月は、お菓子でいつもと違った楽しみ方をしてみましょう!

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ph_sponsor菓子研究家
西山朗子さん
菓子研究家。『Le Petit Citronル・プティ・シトロンお菓子教室』を主宰。慶應義塾大学を卒業後、料理・菓子研究家の藤野真紀子氏に師事。“ちょっとのお菓子でちょっぴり幸せ”をモットーに自宅でお菓子教室を開く。『生地を冷凍しておけるかんたん焼き菓子レシピ』(マイナビ)など著書多数

 

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