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【014】季節の変わり目対策は、ハーブを味方に

2015/12/08

【014】季節の変わり目対策は、ハーブを味方に

本格的に寒くなるにつれて、冷えて身体がこわばったり、肌が乾燥してしまうといったトラブルも。
そんな冬のトラブルは、身近な食べられるハーブで対策してみませんか?
意外と簡単で、香りも楽しめちゃいます。

冬におすすめのハーブはこちら

ローズ

肌を引き締めたり、鎮静作用や抗炎症作用があると言われる。乾燥などで荒れた肌をいたわるのにもぴったり

ローズマリー

料理によく使われるローズマリー。実は肌を引き締める他、血行を促すのに効果的で、身体を温める作用が

カモミール

のどの炎症を和らげるなど、抗炎症作業があると言われるカモミール。リラックス効果も期待できる

例えば、こんな使い方

温湿布

冷えて肩や腰が凝って痛い。そんな時は、ハーブ水に浸したタオルを湿布代わりにすることができます。洗面器などにローズマリー3本とローリエ10枚ほどを入れ、1.5lのお湯を注いだところへ、タオルを入れて絞るだけ。痛むところに当てて使ってみよう

意外に簡単! こちらのケアアイテムも作ってみよう

髪、肌、のどに使える万能スプレー

髪や肌がカサカサした時はもちろん、のどが乾燥して痛い時など、身体のいろいろな部分に使える、さっと潤いを与える化粧水。アトマイザーに入れ持ち運ぶと便利

[ 用意するもの ]
ローズマリー(フレッシュタイプ)…40g
水…1l
蓋つきの深鍋
蒸し器
深さのある皿など
保冷剤

【作り方】

深鍋に蒸し器をセットし、上に深さのある皿などを置く。周りを囲むようにローズマリーと水を入れ、蓋をして火にかける

蒸気が出てきたら、鍋の上に保冷剤を置き、しばらく温め続ける。冷めた水蒸気が水になって、鍋の中の皿に落ちる

皿にある程度水がたまったら、火を止める。これをアトマイザーなどに移して、スプレーとして使う

【使い方のポイント】

2の蒸気を吸いこんでも、のどの炎症を和らげる作用が。
蒸気が漏れないよう、蓋の上にボウルなどをかぶせても良い

 

フェイシャルパック

肌に潤いやハリを与えたい時に。ホームセンターなどで買える粘土状の”クレイ”に、くすみを改善するカモミールや、肌を引き締めるローズの煎液(せんえき)などを混ぜて

[ 用意するもの ](1、2回分)
クレイ…15g
はちみつ…小さじ1
ハーブ煎液(ドライタイプのローズ、カモミール、ローズマリー、ラベンダー、ローズヒップ、ヒースを合計20g分を、200ccの湯を注いで10分蒸らしてから濾したもの)…10~15cc
カモミール(ドライタイプ)…大さじ1

【作り方】

クレイにはちみつを入れる

1にハーブ煎液とドライタイプのカモミールを入れる

すりこぎで潰すようにしながら、よく混ぜる

【使い方のポイント】

使う前にパッチテストをしてください。パックを使った後は、ぬるま湯などで洗い流すだけでOK

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ハーバルセラピスト
末吉真由美さん
外資系化粧品会社勤務を経て、『横浜アロマとハーブと石けんの教室 Faire ma vie』を主宰。美容系専門学校で講師も務める。日本メディカルハーブ協会ハーバルセラピスト認定取得

 

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