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『くるみの木』オーナーが選ぶ、日々の生活が楽しくなる器 

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2017/10/23

『くるみの木』オーナーが選ぶ、日々の生活が楽しくなる器 

奈良にあるカフェショップ『くるみの木』といえば、暮らしの道具のセレクト眼は定評があり、全国からはるばるファンが訪れることで有名。その『くるみの木』のオーナー・石村由起子さんが、日々の生活がちょっと楽しくなるような器をセレクトしてくれました。

 

普段使いの器は手頃なもので 飲み物用のグラスはこだわりをもって

ありきたりではあるが、やはりシンプルで質のよい器は定番。料理を選ばず、毎日使っても飽きることがない、そんな器を揃えていきたいもの。「普段使いの器は、手ごろな値段で買い足しがしやすいことも大切だと思います。そこに、思い入れのある特別な器が少しあれば毎日の食卓がより豊かなものになると思います」と石村さん。飲み物用のグラスにはこだわりが強い。「飲み物は、使うグラスによって美味しさが変わってくるので、できるだけ美味しくいただきたいと思います。お気に入りのグラスでいただくお酒の美味しさは格別です」。

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1.『ヒースセラミック』のうつわ
1948年にエディス・ヒース氏が設立したカリフォルニアのセラミックメーカー。マットな釉薬、優しいフォルムなどが独特。
右)4500円(D135×H45mm)、左)6000円(D90×H80mm)/Playmountain(電話:03-5775-6747)

2.『YEN WEAR』のアミヤ/ニャチャン
デザイナー中村善郎のデザインによる器。和でもあり、洋でもあり、古風でもあり、現在的でもあるデザイン。
右)ニャチャン3200円(直径120×H80mm)、左)アミヤ1800円(直径150×H45mm)/エン(電話:03-3268-1623)

3.『ボダム』のダブルウォールグラス
中間層に空気を含んだ二層のガラスが、外気による温度の変化を防ぐ。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままいただける。機能
性とデザイン性を兼ね備えた製品だ。
3314円(容量0.25L)/ボダム(電話:03-5775-0681)

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4.『木村硝子店』のモールグラス
料理研究家の渡辺有子さんのリクエストから作られたグラス。小さいサイズはリキュールや日本酒に、大きいサイズはワインなどと使い
分けて晩酌を楽しみたい。
S・M各1800円(容量70cc/140cc)/木村硝子店(電話:03-3834-1781)

5.『イッタラ』のティーマシリーズ
装飾を排除し、自由な組み合わせで使ってほしいとのコンセプトで作られた北欧スタンダードの器。自由な発想で盛り付けを楽しみたい

右:1800円(直径170mm)、左:2500円(直径210mm)/スキャンデックス(電話:03-3543-3453)

6.『東屋』の木瓜角皿長角/正角
古物をベースにして作った皿は、昔から日本各地で使われてきた形で、何を盛り付けても見栄えよく決まるので重宝する。
各2000円 右)W155×D155×H35mm、左)W215×D120×H35mm/scope(電話:0120-932-800)

7.『イ・キジョ』の白磁リムプレート ラウンド
韓国白磁の第一人者であるイ・キジョ氏が手掛ける器は、素朴でシンプルな白磁の色合いが特徴。料理を盛ることで器が生き生きとし存
在感がさらに増す。
右)1万4000円(直径220×H25mm)、左)1万1000円(直径225×H40mm)/秋篠の森 月草(電話:0742-47-4460)

 

●石村由起子さん
1984年に『くるみの木』をオープン。現在、奈良で『秋篠の森』、『鹿の船』、東京・白金台で『ときのもりLIVRER』を展開。暮らしの
道具のセレクト眼にファンが多い。

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