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昔、住んでいたイタリアの街を写真で懐かしむ

2018/12/03

昔、住んでいたイタリアの街を写真で懐かしむ

渋谷、代々木公園にある人気イタリアンレストラン「LIFE」をはじめ、全国に4店舗を経営するオーナーシェフの相場正一郎さん。写真を撮ることが趣味に、旅で出会って感動した風景や美味しい料理、家族との日々の暮らしを投稿したインスタグラムが人気に。デジタルカメラからフィルムカメラまで幅広く使いこなす、相場さんの写真へのこだわりとは?

海外暮らしの中で写真が楽しみを与えてくれた

Q)この「大切な1枚」の写真はどこで撮影したものですか?

A)18歳の時に、料理の勉強をするためにイタリアのフィレンツェへ留学しました。1994年から2000年までいたんですが、この写真を撮ったのは20歳ぐらいの時ですね。ヴェッキオ橋という有名な橋があって、渡ったすぐのところにウフィツィ美術館があるんですが、そのすぐ前の通りです。学校に行くため毎日通っていた道で、特に夕方の時間帯が好きでした。イタリアの日差しは強くて、光と影の具合とか、石畳みが続く道の感じとか……独特の雰囲気があるんです。写真をはじめたばかりで、なんとなく撮った1枚なんですが、これが「写真っていいなあ」と思ったきっかけで、とても気に入っています。

 

Q)イタリアに行ってから、写真をはじめたんですか?

A)いや、趣味として写真を撮るようになったのは、イタリアでの留学中に一時帰国した時、父親からフィルムカメラを譲ってもらってからです。実はイタリアではひとりの時間を持て余していました。学校やアルバイト、レストランの仕事がある時はいいんですが、休みになるとやることがなかったんです。イタリアに戻ってからは天気のよい日に出かけて、写真を撮るようになりました。自分の住んでいる街が新鮮に感じられるんです。フィレンツェは歴史的な建築物も多いので、休みの日になると出かけては写真を撮るようになりました。

 

Q)当時、撮っていた写真はどうしていたんですか?

A)仲良くなったイタリアの友人が写真学校に通っていて、部屋に暗室があったんです。よく現像してもらっていました。それからプリントを教えてもらって、写真を手焼きするようになりました。肉眼で見たものと写真では違う印象になることもあって、とても面白かったですね。デジタルカメラでもフィルムカメラでもプリントしてカタチにするのは楽しいですね。自分で撮った写真を飾るのも楽しい。お店や部屋の雰囲気づくりにもいいんですよ。イタリアで撮ったこの写真は、業者に大きく引き伸ばしてもらって、以前勤めていたレストランのガラス窓一面を飾ったこともあるんですよ。

相場さんの大切な一枚

写真を撮ることによって遊びや楽しみが増えていく

相場正一郎さん

Q)現在はどんなものを撮影していますか?

A)もともと風景を撮影するのが好きでした。独身時代はひとり旅での撮影が楽しかったですね。時を経て仕事ではレストランを開業、結婚して子供ができたことで必然的に被写体も変わりました。今は料理や家族のスナップを撮るのが楽しいです。遠くの景色から近くの日常を撮るのがおもしろくなってきたのかな。家族に10歳と6歳の子供がいるのですが、子供たちの成長記録にもなっています。上が男の子、下が女の子で、そのふたりのやりとりが面白いんです。いい表情が撮れると、やっぱりうれしい。

 

Q)写真で表現する上でのこだわりは? 

A)家族の写真以外は、ちょっとした生活の中でおこる「おっ!」と思う“風景”が多いですね。身近な感動の場面を写真に残しておきたくなります。だから、画角を決めて撮ることが多いかもしれないですね。店のどこかに飾れたらいいなと思いながら……。デジタルカメラで撮った写真を何でもかんでもフォトブックにまとめるのにハマりました。写真を棚に飾ったり、壁に並べるのも楽しいです。現実的なインスタグラムといった感じですね(笑)。

 

Q)最後に、写真をはじめたことで変わったことは……

A)写真という趣味を通して、視野が広がりました。それまでの世界が違って見えるようになる。街を歩くだけでも、風景が新鮮に見えるんです。イタリアから日本へ戻ってきて、あらためて自分が住んでいた街を撮りながら散歩してみました。朝と昼と晩で街の表情が全然違う。今まで見落としていたことに気づかされます。自分にとって写真を撮ることは、遊びや楽しみがひとつ増えること。ただ歩くだけでも楽しくなります。カメラは道具としての魅力もあって、今ではデジタルカメラを3、4台、フィルムカメラを4、5台持っています。それを子供たちがイジって写真を撮るようになってきたので、その様子を眺めているのも楽しみです。

 

ヨセミテ国立自然公園の道路

サンフランシスコ、ヨセミテ国立自然公園の道路。野生の鹿が多く生息しており、道すがらよく現れる

 

ミッション地区にあるベーカリーの厨房

サンフランシスコのミッション地区にあるベーカリーの厨房で、スタッフの作業風景を写した1枚

 

ダイヤホテルからモンドヘッドを眺める景色

家族でのハワイ旅行。憧れのホテル「モアナ サーフライダー」の部屋からのダイヤモンドヘッドを眺める景色を写真に収めた

 

ダウンタウンの空とビル街

サンフランシスコのダウンタウン、朝の風景。エリスストリートから明るくなっていく空とビル街を写した

 

カフェスタッフの笑顔

ロンドン郊外、緑豊かなリッチモンド地区のガーデニング・ショップ内にあるカフェの厨房で、スタッフの笑顔を捉えたショット

 

サンセットビーチの何気ない風景

サンフランシスコのサンセットビーチで見かけた、ビーチパトロールカーとサーファーの何気ない風景

 

【プロフィール】

相場 正一郎(飲食店オーナーシェフ)

1975年生まれ。イタリアで修行をした後、原宿のイタリアンレストランで店長を務め、2003年に代々木公園にカジュアルイタリアン「LIFE」をオープン。現在、全国に4店舗を運営する。LIFEは人生や命ではなく「生活」という意味で、生活に寄り添う、地域に根ざした店づくりがコンセプトだ。趣味の写真や日々の出来事を投稿したインスタグラムが人気。料理やレストラン経営に関する著書を多数出版。近著に絶品パスタレシピを綴った「30日のパスタ」がある。

【Instagram】@aiba.shoichiro

【LIFE WEBサイト】http://www.s-life.jp/

相場 正一郎さんプロフィール

“This” is my life.スペシャルサイトはこちら

 

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