FOOD & RECIPE

「わたしの晩酌」vol.14 村山由紀子

タグ:

2018/03/16

「わたしの晩酌」vol.14 村山由紀子

粉もの料理が好きだ。
いつからそうだったのは思い出せないが、
学生の頃は、パン屋、ピザ屋、イタリアンのピザ担当など小麦粉をやたらと使うバイトばかりしていた。
ピザに関しては、今まで相当な枚数を焼いたと思う。しかしながら、まったく嫌になることはなく、今もってたまに家でピザを焼いている。きっと大好きなんだと。
そして今日もピザを焼いた。(実は昨日のお昼も近所のピザ屋に行ったばかり)
生地はフランスパン予定の小麦粉を使い、塩、イーストとぬるま湯と一緒にこねる。丸めてボウルに入れ、ラップをかぶせて2〜3時間そのまま放置。ピザなら室温や発酵時間など、
あまり神経質にならずに作れる。それも私にあっているのかもしれない。
発酵した生地は、好みの大きさに分割し、麺棒で伸ばす。今回は長細いぞうり形にしてみた。
一種類は、トマトソースにモッツァレラチーズと菜の花をのせて。もう一種類は、いただき物のバジルソースにモッツァレラチーズをのせて。
家のオーブンで出来る最高温度250度で15分ほど焼いた。いい香り~~。
焼きあがったピザに生ハムとパルミジャーノをトッピング、オリーブオイルをかけていただきます。
生地はパンっぽいふわっとした厚みもあり食べごたえ充分。いただきもののバジルソースも風味よく美味しい。
軽めの外国産ビールと一緒に、あっという間に1枚をペロリと完食。
ピザ最高!

村山由紀子

料理家村山由紀子

素材の持つ美味しさを引き立てるシンプルな料理を得意とする。四季を楽しむ料理、生活を心がけながら、日々過ごしている。著書に『パンのおかず50』(実業之日本社)、『天板一枚で!毎日のオーブンおかず』(河出書房新社)など。近著に『ベジヌードル』(主婦と生活社)がある。
http://murayamayukiko.com

x
x