FOOD & RECIPE

「カラダごはん」vol.12 コウ静子

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2018/03/08

「山菜と新わかめ、山菜のしゃぶしゃぶ」

生命力のあふれる山菜のエネルギーを体に取り込むと、生まれ変わるように体も味覚も目覚めさせ、冬に眠っていた体を春の軽やかな体へと導いてくれます。
ほろ苦い、土っぽい、独特の風味を持つ春の野菜は何よりのご馳走。
味付けを強くせず、野菜本来の味わいを楽しみます。
山菜が出回り始めると必ず作るのがこの鯛とわかめ、山菜のしゃぶしゃぶ。
鯛を5枚におろし、皮目を軽く炙ると、皮がしまってプリッとした食感が楽しめます。アラと昆布に酒をと水を加えてスープを取り、塩と少しの醤油で味を調えます。鯛の身や新わかめ、山菜を鯛のスープでしゃぶしゃぶしていただく、
鯛のうま味と山菜の苦味、シャキシャキとしたわかめの風味、春の訪れを全身で感じます。

料理研究家コウ静子

料理研究家。料理研究家である母、李映林氏のアシスタントを務めたのち独立。韓国薬膳要素を取り入れた、身体に優しい料理に定評がある。雑誌や書籍、テレビ番組などで活躍中。著書に『症状別 不調の時に食べたいごはん』(家の光社)などがある。