LIFESTYLE

これは手放せない! 料理家・野口真紀さんの愛用品

2018/02/28

これは手放せない! 料理家・野口真紀さんの愛用品

キッチンとは、その人のスタイルやこだわり〝暮らし〞が見えるスペース。

前編では、野口さんのキッチンまわりのこだわりについて伺いました。

前編:大切に育ててきた器のコレクション

ひと目ぼれして買ったもの、探し抜いて出合ったもの。
食卓を上質にしてくれる、野口さんのとっておきです。

≪野口さん教えて!≫

Q:器を選ぶ基準は?
A:洋の器は白が基本。和の器は直感かな。どちらも飽きがこず、壊れにくいもの。

Q:器を買うときに心がけていることは?
A:出合いは一期一会、と思って、気に入ったらあまり迷わずに買います。

Q:見つけると、思わず買ってしまうものは?
A:上泉秀人さんの器。見つけたら片っ端から集めています(笑)。

ロイヤル コペンハーゲン製のバターケース

_dsc2546丁寧に手描きされた、美しいコバルトブルーのバターケースは、『ロイヤル コペンハーゲン』のアンティーク。
日本のアンティークショップで見つけたこちらは、シリアルナンバー入りで野口さんの宝物

『魯山』で購入

_dsc2556「卵かけご飯は、ちょっと大きい茶碗がいいでしょ」と野口さん。
西荻窪の名店『魯山』で出合った絶妙な大きさの茶碗は、当時は3人家族だったので大中小の3つで購入

フランスのアンティーク

_dsc2553これも『アンティークス タミゼ』で見つけたフランスのアンティーク。
器の優雅なカーブが、存在感を増している。
料理の見栄えのみならず、中身もおいしくしてくれそうな一枚

三谷龍二さんの木の器

_dsc2563「三谷さんの器は、味わいがあって本当に美しい。大きめなので、コースターにするときも、横におやつが乗っけられます。乾きものをのせる小皿としてもおすすめ」

フランスのアンティーク

_dsc2554『アンティークス タミゼ』で見つけた皿は、一見シンプルながら雰囲気たっぷり。
料理が驚くほどおいしそうに見える。
深みのある白が、料理の色やにおいの輪郭を引き立たせてくれるような器。

バカラ製の小皿

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まとまった仕事が終わって「バカラな気分(笑)」だった野口さんが、バカラの店に立ち寄って即買いしたという小皿。食材を美しく引き立てる

『i n T o u c h 』で購入

_dsc2548「白ワインをはじめ大抵のお酒はこれで。かなり割ってしまい、もう20脚は買いました」。
『セルリアンタワー東急ホテル』に以前あった『in Touch』で購入した貴重なもの

お気に入りの器×いつもごはん

「Zakkaで買った小鉢にコーンご飯」

『Zakka』で買った小鉢は、ご飯ものを入れたり同じ作家の大皿とセットで。
「この時期、家族に大人気のコーンご飯は、この濃い色の小鉢にぴったり。瑞々しいコーンの黄色が引き立ちます」

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【 作り方 】大人4 人分
① 米2合を洗ってザルにあげ、鍋に入れたら水2カップを加え、約30分浸水する。

② 生のとうもろこし2本の皮をむき、包丁で実をこそげる。

③ 1 に塩小さじ1/2 を入れてざっと混ぜたら、2 を上にのせてふたをし、強火にかける。沸騰したら、弱火にして約10分炊く。火を止めて約10分蒸らす。

【PROFILE】

のぐちまき

料理雑誌の編集者を経て、料理研究家の道へ。2児の母でもある。簡単ながら、栄養や健康
に配慮した家庭料理に定評がある。著書に『野口さんちの365日のおかず』(KADOKAWA)、『きょうのごはん』(主婦と生活社)など多数。

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